とけかけのなめくじのきもち

東京本社から中間管理職っぽい人(30代後半男性)が来てあれやこれやとやっていたのだけど、その人が一言「ちょっと塩買ってきて」とか言い出しやがる。「なんかここに来てから調子が上がらないんだよね。ここって霊がいるんじゃない?清めるから塩。」
最初冗談かと思ったら、なんと本気。職場中の人間に塩を振りかけだしやがった。
「どう?体軽くなった?」
「いや、別になんとも…」
「じゃー君じゃないか」

あんまり非常識な事態に動揺していると、オレの上司(細木数子のファン)が「○○さんって霊感あるんですねー」とか言い出してもうアホかとバカかと。
「あたしって今年大殺界なんですよね。」
「じゃー○○神社に行くといいよ。オレの時スゲー効いたもん」
「僕もたまに金縛りに会うんですけど…」
「それって親戚の霊がよく関係してるらしいよ」

みたいな霊感談義で大盛り上がり。お前等原始人か?
ここはホントに21世紀日本なのか?ブチ切れそうになるのを我慢我慢。微笑み絶やさず「マジっすか?」。なんと言ってもここは21世紀日本なのですから…